新潟教区における新しい『ミサの式次第』実施に向けて

2021年10月21日

カトリック新潟教区の皆様

新潟教区における新しい『ミサの式次第』実施に向けて

 

主の平和

 今年7月に行われた臨時司教総会で、この5月にバチカンの典礼秘跡省により認証された新しい「ミサの式次第と奉献文」を、2022年11月27日(待降節第1主日)から用いることが承認されました。これにあわせて、カトリック中央協議会は新しい式文とその解説を載せた『新しい「ミサの式次第と第一~第四奉献文」の変更箇所-2022年11月27日(待降節第1主日)からの実施に向けて』を10月20日に発行しました。この冊子は教区内の教会の司祭や典礼担当者のために数部ずつ送られます。実際にミサの時に参加者が用いるための小冊子は来年発行される予定です。

 新潟教区においては、典礼担当の高橋学神父様、儀典長のラウール・バラデス神父様、秋田地区の飯野耕太郎神父様が中心となって司祭に対する説明会を今年中に行い、その後主任司祭による説明会が各教会で行われていきます。慣れ親しみ、息をするように口から出てくるミサの式文を変えるのは、そんなに簡単なことではありません。しかしこの機会に、普段何気なく唱える式文の意味を考え、味わうことによって、神と教会共同体と自分との繋がりを強め、日々の信仰生活を深めていただけたらと願っています。

 来年の待降節に向けて、準備を進めて参りましょう。皆様のご協力をよろしくお願いします。

カトリック新潟教区 司教
パウロ 成井大介

 

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