2026年10月13日
カトリック新潟教区
小教区主任司祭、小教区評議会代表各位
奉献生活者の会共同体各位
世界宣教の日にあたり
カトリック新潟教区宣教司牧推進委員会
主の平和
カトリック教会において、毎年10月は「世界宣教月間」と定められており、特に宣教についての意識を深め、宣教のために祈り、取り組むよう招かれています。新潟教区宣教司牧推進委員会では、今年世界宣教の日制定100周年を迎えるにあたり、成井司教様にメッセージを依頼しました。新潟教区のすべての教会、奉献生活者の共同体において、10月18日の世界宣教の日のミサのお知らせの時間などに、司教様からのメッセージをミサ参加者の前で読み上げていただくようお願いいたします。
各共同体において宣教への取り組みを深めていくための一助としていただければ幸いです。ロザリオの聖母の取り次ぎによって、新潟教区における宣教活動が神のみむねにそって進みますように。
「世界宣教の日の祈り」
聖なる父よ。わたしたちを一つに結び合わせ、新たにするキリストの愛に根ざして、わたしたちがキリストにおいて一つになる恵みをお与えください。教会のすべての成員が、宣教において一致し、聖霊に従順に聞き従い、勇気をもって福音をあかしし、日々、すべての造られたものに対するあなたの忠実な愛を告げ知らせ、体現することができますように。
すべての男女の宣教者を祝福し、彼らの労苦を支え、希望のうちにお守りください。
宣教者の元后であるマリアよ。地の隅々にまで至る福音宣教のわざに、わたしたちとともに歩んでください。わたしたちを平和の道具としてください。そして、全世界がキリストのうちに救いの光を見いだすことができますように。アーメン。
(2026年「世界宣教の日」教皇メッセージより抜粋)
教皇メッセージ全文はこちら→
2026年10月18日
2026年世界宣教の日にあたり
カトリック新潟教区
司教 パウロ成井大介
主の平和!
新潟教区の皆さん、今日、私たちは世界宣教の日を記念しています。世界宣教の日はピオ11世教皇により、1926年に制定されました。今年は、教会が初めて世界宣教の日を祝ってから100周年の記念すべき年です。
シノドス最終文書14項は次のように宣言しています。「教会は、決定的な歴史の出来事、イエスの復活を、世にあかしするために存在しています。」そうです、教会は、宣教のために存在しているのです。
イエスはヨルダン川で洗礼を受けた後、「神の国は近づいた。回心して福音を信じなさい」と宣言し、宣教活動を始められました。神が私たちの救いのために来てくださったという良き知らせ、福音を告げ知らせるこの宣教活動に、2000年の間多くの人々が少しずつ参加し、宣教師たちを通して新潟教区の私たちにも伝えられました。私たちもまた、イエスの宣教に参加し、福音を伝えるよう招かれています。
宣教は、何よりもまず、わたしたち一人ひとりの生き方によって行われます。神の愛が表れる生き方です。たとえ聖書の言葉を人に語っても、語る人から神の愛を感じられなければ誰も信じないでしょう。教会でも、日常生活でも、私たち一人ひとりが、神の愛を差し出すような生き方をすることが最も大切です。
宣教は、神のことを教えて、洗礼を授け、信者を増やすために行うのではありません。自分が受けた洗礼という最高の恵みを、自分のところで留めるのではなく、分かち合うためです。いただいた恵みを分かち合うという、とても自然な行動、それが宣教です。自分自身が、洗礼の素晴らしさ、神の愛の素晴らしさをしっかりと受け止めなければ、その恵み深さを理解し、分かち合うことができません。だからこそわたしたちは神について学び、信仰生活を深めようとするのです。
今日、私たちは改めて、自分が受けた恵みの素晴らしさを受け止めましょう。自分のうちに、洗礼のいのちの水の泉が溢れている喜びを噛み締めましょう。そしてその喜びを、ともに、人々にわかちあっていきましょう。
