新潟教区におけるアッシジの聖フランシスコ没後800年の特別聖年について

2026年2月10日

 

新潟教区におけるアッシジの聖フランシスコ没後800年の

特別聖年について

 

新潟教区の皆様

 

主の平和

 昨年、カトリック教会は聖年を祝い、新潟教区においても多くの皆さんがその恵みをいただきました。これに引き続き、教皇レオ14世は1月10日に出された内赦院教令の中で、アッシジの聖フランシスコ没後800年にあたり、2026年1月10日から2027年1月10日までを「聖フランシスコの特別聖年」とすることを公布しました。
 教令の中で内赦院長アンジェロ・デ・ドナーティス枢機卿は、次のように私たちをキリストの愛の実践へと招きます。

…「聖フランシスコ年」は、わたしたち皆が、それぞれの可能性に応じて、〈アッシジの貧者〉に倣い、可能なかぎりキリストを模範として自らを形づくり、終わったばかりの聖年の決意を無駄にしないようにと促します。わたしたちを巡礼者とした希望が、今や惜しみない愛の熱意と情熱へと変わりますように。

…この特別聖年により、キリスト信者は、聖フランシスコの模範に従って、自らも生活の聖性の模範、絶えざる平和の証人とならなければなりません。

以下、教令に記される全免償についての個所を抜粋します。


 通常の条件(ゆるしの秘跡、聖体拝領、教皇の意向による祈り)の下に、以下の人々に〈全免償〉を与えます。この〈全免償〉は代禱の形式で煉獄の霊魂にも適用されます。

 

1)会員。

  • フランシスコ会第一、第二、第三会会員(修道会員および在俗会員)。
  • 聖フランシスコの戒律を守るか、聖フランシスコの精神に導かれるか、何らかの形で聖フランシスコのカリスマを受け継ぐ、奉献生活の会、使徒的生活の会、公的・私的な男女のキリスト信者の会の会員。

2)区別なしにすべての信者。

信者は、罪から離れた心をもって、何らかのフランシスコ会の教会、ないし聖フランシスコにささげられた、ないし、いかなる理由によってであれ聖フランシスコとつながりのある世界のあらゆる地域の巡礼所を巡礼の形で訪れ、そこで聖年の典礼に敬虔に参加し、または少なくとも適切な時間、敬虔な黙想を行い、神に祈りをささげます。この祈りの中で、聖フランシスコの模範に倣い、心の中に隣人に対するキリスト教的愛の思いと、諸民族の間の一致と平和への真の願いがあふれ出ることを求め、終わりに、主の祈りと、信条と、聖なるおとめマリア、アッシジの聖フランシスコ、聖クララ、フランシスコ会家族のすべての聖人への祈願を行います。

 高齢者、病者、そのケアを行う人、重大な理由で家から出ることができない人も、いかなる罪からも離れ、通常の三つの条件をできるだけ早く果たす意向の下に、自分の祈りと人生における苦しみと痛みをあわれみ深い神にささげながら、聖フランシスコ年の典礼に霊的に参加することによって、全免償を与えられることができます。

 教会の鍵の権能を通じて神の恵みを得るこのような機会が容易に実現できるために、教皇庁内赦院は、修道司祭と在俗司祭を含めた、適切な権限を授けられたすべての司祭に対し、速やかで寛大であわれみ深い心をもって、ゆるしの秘跡を進んで授けることを強く願います。


 上記2)で指摘される巡礼先となる聖堂についてですが、新潟教区においては、旧長岡地区の教会と修道院でフランシスコ会、フランシスコ会第三会、聖クララ会の皆様が宣教司牧に携わってくださっています。この度の特別聖年では、上越地区の高田教会と聖クララ会上越修道院を巡礼先の聖堂として定めます。なお、聖クララ会を訪問するときにはあらかじめ連絡をするようにしてください。また、高田教会を団体で訪問するときも、あらかじめ連絡するようお願いします。高田教会の通常のミサ以外の時間に、ミサやゆるしの秘跡を希望される場合、司祭の同行を検討してください。

 恵みを受け、愛と平和に生きる決意を新たにする年となりますよう、神の祝福を祈ります。

 

教皇庁内赦院
「アッシジの聖フランシスコ没後800年の特別聖年に与えられる免償に関する教令」
https://www.cbcj.catholic.jp/2026/01/20/36333/

カトリック新潟教区
司教 パウロ成井大介