2025年新潟教区子どもミサ

昨日、11月1日(土)に、新潟教会にて教区子どもミサが行われました。昨年の長岡での子どもミサに引き続き、2回目となった子どもミサは、教区青年会(担当司祭:伊藤幸史神父)の皆さんが企画、実行を担当する行事です。教区の子どもたちが互いに知り合い、友達になること、子どもから青年、そして保護者と司祭が縦につながり、ずっと皆で子どもたちを大切にしていく交わりを作ること、そしてもちろん青年同士の交わりなどを目的に行われています。

今年は北は秋田市、南は上越市まで、約30名ほどの子どもたち、そして青年、保護者、司祭は北秋田市から糸魚川市まで、50名ほどが集まりました。昨年に比べ、山形と秋田からの参加者が増え、つながりが広がったのはうれしいことでした。また、学校の行事などが終わってから来てくれた子どもたちもいて、遠くから、近くから、この集いのために駆けつけてくださいました。

まず、1時からカトリックセンター2階で自己紹介、そして貿易ゲームを行いました。難しいゲームですが、それぞれのグループで小さな子から青年までがそれぞれできることを分担し、かなり白熱しました。子どもの皆さんは、初めて会う人ばかりだったと思いますが、すぐに打ち解け、ゲームに熱中していました。ゲームのねらいは、それぞれが良いものを持っていて、それを生かして協力するという事で、ゲームの後の分かち合いでもそれぞれ自分の良いところ、相手の良いところなど、話すことができました。

ゲームの後は聖堂に移ってミサです。今回の子どもミサのテーマは「希望の巡礼者~ともに歩むために~」でしたので、入祭は参加者全員が行列をし、神様と皆でともに歩む巡礼者としてミサを始めました。4人の子どもたちが侍者を担当。初めての聖堂なのに、立派に務めました。聖歌伴奏は、子どもたちと青年合計5名のギター隊。元気な伴奏で歌を支えてくれました。朗読、共同祈願、奉納など、すべて子どもたちが担当してくれました。新潟教区では、一つの教会でこどもミサができる教会はごくわずかです。こうして大勢の子どもがあつまり、子どもが中心になって行うミサは、子どもにとっても、青年にとっても、そして保護者と司祭にとっても、素晴らしく豊かな恵みの時でした。

この日のために、青年の皆さんは半年以上前からずっと準備をしてくださいました。子どもたちを大切にする思いで一致して、言葉で表せない頑張りで準備してくださいました。心から感謝します。一緒に歩めることをうれしいく思います。お疲れ様でした。

成井大介司教