新潟教区における新型コロナウイルス感染症への対応について

2022年1月18日

カトリック新潟教区の皆様

新潟教区における新型コロナウイルス感染症への対応について

カトリック新潟教区司教
パウロ 成井大介

主の平和

 日本では昨年末までの数ヶ月、小康状態が続いていた新型コロナ感染症は、年明けから感染が拡大しています。新潟教区3県おいても例外ではなく、感染力が高いと言われるオミクロン株の感染が拡大しています。3県では基本的な感染対策の徹底が呼びかけられているところです。

 昨年11月より、新潟教区では基本的な対策をそれぞれの小教区の判断で緩和し、実施してきました。しかし、状況の変化に伴い、以下の通りに基本的な対策を変更いたします。主な変更点は、2の座席の距離を1.5-2メートルとしたこと、4の全員での歌唱の禁止などです。もちろん、共同体の置かれている状況はそれぞれ違います。共同体のメンバーと、地域の人々のいのちを守ることを優先し、自治体の方針に従って地域と協力しながら感染対策に取り組んでくださるようお願いいたします。

 なお、小教区の判断で主日のミサを中止する場合、教区事務局に連絡をお願いいたします。主への信頼と互いの協力のうちに歩んで参りましょう。

※ このお知らせは英語版とベトナム語版が教区のホームページに掲載されています。

 


2022年1月18日付けの対策
  1. 密集・密接・密閉を避け、マスクの着用、手指消毒を行って下さい
  2. 聖堂その他の教会の施設内では互いに 1.5-2メートルほどの距離を保ってください。なお現在同居している方々は、一緒に着席して結構です。
  3. ミサを含む室内での集会では、必ず十分に換気を行って下さい
  4. ミサなどの集会における歌唱は、会衆から距離を保った場所からの独唱や、互いに十分な距離を取った聖歌隊の歌唱にするなど、工夫して行って下さい。会衆全員での聖歌の歌唱は、厳に控えてください
  5. ゆるしの秘跡は、狭い告解部屋で行うのではなく、密集・密接・密閉にならない環境で行うようにして下さい。
  6. 献金は献金袋を回すのでは無く、固定された献金箱に各々が入れるようにするなどの工夫をお願いします。
  7. 聖体拝領は手で受け、舌での拝領は避けて下さい。
  8. 聖水盤は、使用を控えてください。
  9. 椅子やドアノブなどの殺菌を実施して下さい。
  10. 年齢による参加制限は行いません。しかし、高齢者、持病のある方、健康に不安のある方は、命を守ることを最優先にして行動して下さるようお願いします。
  11. 熱や咳、のどの痛み、味覚や嗅覚が無くなるなどの症状がある方は、参加を控えて下さい。
  12. ミサなど、人が集まる集会では、参加者の名前と連絡先を記録に残し、万が一の時に備えるようにして下さい。情報の取り扱いについては十分注意し、後日破棄して下さい。
  13. 濃厚接触に該当するような行為、例えば握手や近距離での長時間の会話は避けて下さい。
  14. 当面の間、飲食をともなう会合は厳に控えて下さい
  15. 主日のミサにあずかる義務をすべての信徒の方を対象に免除します。いのちを守ることを最優先に行動して下さい。
  16. 判断に迷う事柄については教区事務局にご相談下さい。

 

 これ以外にも、日本カトリック司教協議会の「感染症流行下における秘跡・典礼挙行のガイドライン」を参考にしてください。

https://www.cbcj.catholic.jp/2020/11/09/21446/

 

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