本日、秋田の聖体奉仕会にて2025年秋田聖母の日の行事が行われました。あいにくの雨となりましたが、南は九州から北は北海道まで、合計約200名の方が参加され、聖堂は一杯。中には、アメリカなど3カ国から参加してくださった方々もおられました。司祭も大勢駆けつけてくださり、ミサは12名での共同司式となりました。
今回は、聖体礼拝に続いて講話が行われ、昨年5月にバチカンの教理省から出された、「超自然的と言われる現象の識別のための教理省規範」について私の方から解説しました。司教も、司教協議会も、教理省も、ある現象が超自然的な起源に基づくものであるかどうかを表明することは無く、その出来事に起因する霊的な実りに否定的な要素が有るか無いかを判断するということ。超自然的と言われる出来事の信憑性を受け入れるのも、受け入れないのも自由だということ。出来事を通して信仰が深められ、福音的な動きが出てくることが大切な事などについてお話ししました。
聖体奉仕会は、新潟教区の聖年巡礼聖堂に指定されています。多くの方が訪れ、祈り、信仰生活を豊かにするために活用していただけたらと願っています。
今日の行事の準備のために多くの方々が協力してくださいました。心から感謝いたします。
成井大介司教