酒田教会聖堂献堂55周年

昨日から鶴岡教会で一泊お世話になり、今朝のミサを担当。その後酒田に移動し、酒田教会の聖堂献堂55周年をお祝いしてミサを捧げました。

現在の酒田教会の聖堂は1967年11月23日に献堂されました。当初からイエズス・マリアの聖心会が中心となり酒田における宣教司牧に取り組んでくださり、2014年から神言会の担当となっています。

今日は20名ほどの皆さんとともにミサを捧げ、その後信徒会長から酒田教会の略歴や現状について紹介がありました。現在、酒田教会では約20名ほどの方が定期的にミサに来られます。小さな、家庭的な雰囲気の教会共同体で、信徒が協力して活発に活動を進めています。ミサは月に2回で、ミサが無い週はみことばの祭儀を信徒が担当して行っています。また、毎週木曜日に信徒が集い、ロザリオの祈りを行っています。

酒田教会は地域とのつながりを大切にしており、現在はコロナ禍のために実施できていませんが、毎年一回、地域の方を招いて行われるバザーを実施し、その収益の一部を地域で支援を必要としている団体に寄付しています。

小さな共同体が、地域に根を張り、ともに歩んできた55年、素晴らしいですね。本当におめでとうございます。これからも神がその歩みを祝福し、導いてくださいますように、ともにお祈りしました。

それから、なんとサプライズで先週誕生日を迎えた私のためにケーキを準備してくださり、ハッピーバースデーを歌ってくださいました。皆様のあたたかいお心遣いに感謝です。

成井大介司教