秋田教会公式訪問

今日は暴風警報発令の中、秋田教会の公式訪問が行われました。秋田教会は聖年における新潟教区の巡礼教会に指定されていることもあり、今年は旅で来られるミサの参加者が多いとのことで、9:30からのミサには多くの方が参加されました。司式は、主任司祭の飯野神父、この春に着任した助任司祭のフォン神父と私で、桃田神父様は写真係を担当してくださいました。ミサには海外から来られた方もおり、説教は英語と日本語で行いました。また、小学生の子どもたちも多数参加。うれしい交わりの時になりました!このミサでは二人の方が堅信を受けられました。おめでとうございます!

ミサの後は意見交換の時間。最近私は公式訪問の時に、ここ25年ほどの教勢の推移データを使って現状について説明しています。常に変化し続ける状況の中で、今自分たちの共同体がどのような場に立っているのか、理解しやすいのではないかと思っています。人口の減少よりも若干緩やかな信徒の減少が続くのを、「問題」としてではなく「変化」として受け止め、その変化にどう対応するのかが大切だとお話ししました。

秋田教会では、宣教司牧方針の分かち合いを行い、特に大切にしたいことを絞り込んできました。また、一昨年の水害時に、教会としてボランティア活動に取り組んだ経験を評価し、ボランティア活動を継続しているとのこと。それから、国際ミサをここ数年継続して行い、プログラムもミサの後に各国料理を準備し、ともにいただくなど、充実させてきているとのことでした。そして、信徒会館でミサ後にお茶会を行うようになり、信徒だけでなく、巡礼者との交流の場になっているとのこと。素晴らしいですね!

意見交換の後は、小教区評議会の皆さんと懇談しながらお弁当をいただき、終了となりました。豊かな交わりの時に感謝!

成井大介司教