ご挨拶

2020年9月25日

新潟教区の皆様

新潟教区司教 パウロ成井大介

主の平和

多くの方々のお祈りに支えられ、9月22日に新潟教会にて司教叙階式が無事執り行われました。私のため、また新潟教区全体のためにお祈り、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。参加が制限された式ではありましたが、とても多くの皆様からの霊的花束やお手紙、また青年の皆様のお声がけによる「ようこそビデオ」によって、非常にあたたかい、喜びに満ちた時となりました。心より感謝申し上げます。

秘跡は神の見えない恵みの見えるしるしと言われますが、叙階の恵みは秘跡を受ける人のためというより、受ける人を通して恵みが広がっていくためのものだと思います。コロナ禍にあって、この叙階の恵みが希望のシンボルとなりますように。また皆様の上に神の恵みが豊かにありますようお祈り申し上げます。

菊地大司教様には、16年もの間、新潟教区を導いてくださったことに心から感謝したいと思います。皆様、どうか感謝のうちに菊地大司教様のために神の祝福をお祈りください。

皆様の中には、これまで新潟教区どころか、日本にすらいなかった、どこの誰ともわからない人がいきなり司教に任命されて、戸惑っている方もおられる事と思います。私は教区司祭の皆様の中で最も年下です。ですので、皆様には末の弟の司教が出来たと思っていただき、色々と教えて頂きながら、このたび受けた重要な役割を果たしていきたいと願っています。秋田地区の皆さん、山形地区の皆さん、新発田地区の皆さん、長岡地区の皆さん、新潟地区の皆さん、ゆっくりと、一歩一歩、福音の道を共に歩んで参りましょう。どうか、これからも私のためにお祈りください。皆様と教会でお目にかかれるのを楽しみにしています。