聖体奉仕会総会

今週の火曜日から金曜日まで、秋田市の聖体奉仕会で3年に一度の総会が行われ、これまでの3年間をふり返り、今後の活動について聖霊の導きを識別しました。

コロナ禍が一段落したこの3年間、本部修道院においては多くの方々が巡礼に訪れ、年に一度の秋田聖母の日も再開しました。2年前の秋田大雨災害の時には聖体奉仕会の離れを利用してカリタスボランティアベースが立ち上がり、復興支援に協力しました。2024年5月にはバチカン教理省が「超自然的と言われる現象の識別のための教理省規範」(試訳)を出し、これについて2024年の秋田聖母の日で解説しました。今年の春には敷地内にある離れに「もみぐらカフェ」がオープンし、新たな憩いの場となっています(どうぞお立ち寄りください!)。そして今年は、聖体奉仕会が新潟教区の聖年巡礼指定聖堂のひとつとなり、大勢の巡礼者が訪れています。

聖体奉仕会という巡礼地には、祈りの雰囲気があります。神と、自然と、人々とのつながりの内に生かされている、恵みを注がれていると感じられる場所で、新潟教区にこのような場が与えられていることに感謝しています。

成井大介司教