7月12日(土)、13日(日)と秋田市の土崎を訪問しました。
土曜日は午後3時過ぎから土崎教会に併設されている土崎カトリックこども園と土崎カトリック学童クラブを訪問。園長の新立神父様、先生方から保育や様々な活動について教えていただき、またこどもたちに遊んでいただきました。こども園と学童が併設していることで、乳児期から小学4年生までの子どもたちの拠り所として、地域の中で大切な役割を果たしています。
その後、4:30から土崎教会小教区評議会の皆様との意見交換会が行われました。教会の年間行事や課題、今後の計画などについて伺い、話し合いました。新潟教区では秋田、山形、新潟すべての県で人口減、少子高齢化が進んでいますが、秋田市にある土崎教会でもその影響を受けています。そんな中、昔からの温かい家庭的な共同体が協力して教会活動を活発に行っており、また同じ市内にある秋田教会と合同で聖年の巡礼を行ったり、こども園とバザーを共催したり、近隣団体と協力して活動を進めています。土崎教会は、今年の春主新司祭が篠崎エジルソン神父様となり、新しいスタートを切りました。応援しています。意見交換会の後、お弁当で夕食をご一緒し、楽しい時間を過ごしました。
日曜日は9:30のミサの中で3名の方の堅信式が行われました。二人が土崎教会、一人が秋田教会信徒で、秋田教会からも数名の信徒が参列し、ともに祈りました。おめでとうございます!ミサの後は意見交換の時間を持ち、いつも公式訪問で配布している現勢資料を使って、新潟教区が日本全体の中でも数倍も人口の減少が早い、非常に社会の変化のスピードが速い地域にあること、その変化に柔軟に対応していくことで、教会共同体はより豊かになることなどお話ししました。
その後、堅信のお祝いパーティーが行われました。聖堂の外にテントを張り、信徒会館と屋外の両方を使ってバーベキュー。様々な準備は青年の皆さん(年、または心)が頑張りました!中には、秋田教会の月例英語ミサに参加する留学生の皆さんも多くおり、素晴らしい交わりの時でした。そして、前日から聖体奉仕会、秋田教会の聖年巡礼に来ておられた長岡教会巡礼グループも合流し、楽しい時をともに過ごしました。
その後、土崎教会から車で5分の所にある聖心の布教姉妹会の寺内修道院を訪問しました。こちらでは年の豊かなシスター方が11名生活しており、また修道院の向かいにあるみそのホームでも若干名のシスターがおられます。普段から新潟教区のためにお祈りくださっている、強力な祈りの共同体です。最初に新潟教区の近況についてお話しし、ともに歩む共同体としての道程のため、お祈りをお願い致しました。それから主日のミサを捧げ、その後お茶をいただきながらお話し。お一人おひとりからこれまでの活動の場について伺いましたが、北は札幌教区から南は鹿児島教区まで、日本中で、特にこどもたちを支えてきた宣教師たちです。このような先輩方が新潟教区にいて祈ってくださっていることに、心から感謝です。これからもどうぞよろしくお願いします。