新潟教区における新しい『ミサの式次第』実施

2022年10月18日

主任司祭各位
新潟教区の皆様

新潟教区における新しい『ミサの式次第』実施


✞主の平和
2021年7月に行われた臨時司教総会で、同年5月に教皇庁典礼秘跡省により認証された新しい「ミサの式次第と奉献文」を、2022年11月27日(待降節第1主日)から用いることが承認されました。これまで各小教区で、実施に向けた準備に取り組んでこられたことと思います。
 来月末11月27日(待降節第1主日)からは、新しいミサの式次第によるミサを、お捧げするようにしてください。
 なお、その中の一部について、新潟教区内では基本的に下記のように適応してくださるようお願いします
 慣れ親しみ、息をするように口から出てくるミサの式文を変えるのは、そんなに簡単なことではありません。しかしこの機会に、普段何気なく唱える式文の意味を考え、味わうことによって、神と教会共同体と自分との繋がりを強め、日々の信仰生活を深めていただけたらと、改めて願っています。皆様のご協力をよろしくお願いします。

カトリック新潟教区 司教 成井大介
教区典礼担当 高橋学神父

 以下の二つの箇所は複数の式文があり、その選択は共同体に任せられていますが、それぞれ一番目に記されている以下の式文は、戸惑いを覚えることなく唱えることができるようにしてください。これらは世界共通で使われる式文です。普遍教会Ecclesia Catholicaの一部として、心を一つにして祈って参りましょう。他の式文を唱える場合、当面の間はそのことが事前に参列者に分かるようにすると良いでしょう。

* 奉献文(『新しい「ミサの式次第と第一~第四奉献文」の変更箇所」』p50など):
((続いて、司祭は唱える。) 信仰の神秘。)
(会衆は・・・唱える。) 主よ、あなたの死を告げ知らせ、復活をほめたたえます。
              再び来られるときまで。

* 聖体拝領前の信仰告白(同上 p70~71):
(続いて会衆とともに唱える。)主よ、わたしはあなたをお迎えするにふさわしい者ではありません。
               おことばをいただくだけで救われます。


以上

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