第58回日本カトリック児童施設協会全国会議

昨日、今日と秋田駅前のホテルを会場に、日本カトリック児童施設協会全国会議が行われました。日本全国を四つに割ったブロックが、持ち回りで毎年行っているそうで、今年は東北ブロックの担当で、秋田市の保戸野にある聖園天使園が準備を担当してくださいました。北は北海道から南は鹿児島まで、スタッフもあわせて合計140名を超える方々が参加されました。参加された皆様、秋田まで来てくださり、ありがとうございました。準備を担当された聖園天使園の皆様、お疲れ様でした。

一日目は、仙台白百合女子大学学長のシスター加藤美紀氏と杉並区子ども家庭部参事の渡邉直氏のお話を伺い、魂のケアや非暴力コミュニケーションについて学びました。二日目はわたしの方から、ほとんど経験談でしたが、キリストの愛に基づいた価値観についてお話しし、その後ミサ、希望者は聖体奉仕会の巡礼をし、解散となりました。

イエスが子どもたちを大切にされたように、カトリック教会にとって子どもたち、特に困難な状況に置かれている子どもたちを大切にする活動は世界中どこでも優先的に行われています。日本で、その最前線に立って活動しておられる皆様にお目にかかり、お話を伺えたのは、わたしにとって大きなお恵みでした。感謝いたします。皆様の活動のためにお祈りいたします。

新潟教区では、秋田と新潟にカトリックの児童養護施設があります。皆様、どうぞ子どもたちのために祈り、ご協力ください。

会議の写真を撮るのを忘れてしまいました。全く関係のない写真で申しわけありません。秋田駅のなまはげです。

成井大介司教